先日、テレビ朝日の深夜番組、「家事ヤロウ!!!」でIRIS OHYAMAのリンサークリーナーが紹介されているのを見て、「これだ！」と思い即決で買ってみました。
我が家は寒さ対策で、寝室にカーペットが敷いてあります。愛犬2匹と一緒に暮らしているので、愛犬がカーペットの上に粗相をしてしまう事もあります。家を建てる時、こうなることを予想して取り外しができるタイルカーペットを選んだつもりが、いざ住んでみると、カーペットが床に接着されていて、取り外すことが出来ません。
そんなカーペット事情で掃除に頭を悩ます事4年。ついに見つけたお掃除用品、IRIS OHYAMAのリンサークリーナー。
リンサーって何？
床から剥がすことが出来ないカーペットは、洗剤で掃除をしてしまうと洗剤を水で流すことが出来ません。赤ちゃんやペットと暮らしている方は、万が一舐めても大丈夫なようにカーペットの掃除に洗剤を使う訳にはいかず、重曹を使うのが一般的です。
重曹で汚れを浮かせて、乾いたタオルや雑巾を押し当てて汚れを取っていきますが、汚れが酷いとタオルや雑巾だけでは汚れを取りきることが出来ません。
そこで汚れを含んだ水分を吸い取ってくれるのがリンサーです。
リンサーは、カーペットやソファーなど洗濯機で水洗いできない布製品を掃除できる機械で、洗剤や水を吹き付けて洗浄し、バキューム機能で洗剤と汚れを吸い取る掃除用具です。
一般的な掃除機で水を吸ってしまうとフィルターが詰まってしまったり、電気部品がショートして壊れてしまいますが、リンサーは水を吸う事が出来ます。
IRIS OHYAMAのリンサークリーナーの特徴
一般的にはあまり知られていないリンサーですが、清掃業者では広く使われている掃除用具で、業務用のリンサーは数十万もします。そんな高価なリンサーを家庭用にコンパクトで安価にしたのが、IRIS OHYAMAのリンサークリーナーです。
大きさは石油ストーブより一回り小さく、幅24.8cm×奥行14.6cm×高さ31.2cm、重さはたったの2.7kgで女性でも軽々持ち運びが出来ます。そして気になる値段は、なんとネットショッピングなら1万円を切って8,000円以下で買えます。
業務用と比べると吸い込み口が小さいので、床全面を掃除するとなると大変ですが、全部屋カーペットという家庭も少ないと思うので、カーペットの部屋が1部屋位ならこれぐらいでも問題ありません。
使い方はいたって簡単。ハンドツールに水を入れてレバーを引くとスプレーのように水が出てきます。ハンドツールにはブラシもついているのでゴシゴシとカーペットを擦って本体のスイッチをON。
かなりの轟音が鳴り響きビックリ⁉音の大きさで近隣住民からクレームが来ないか心配になる位の音の大きさです。早朝や夜間は使うのを控えた方が良いです。
水を噴霧したところに吸い込み口を押し当てると、水と汚れをみるみる吸い込んでくれます。こんなにもカーペットが汚れていたのかとドン引きするぐらい汚れを吸い取ってくれます。
IRIS OHYAMAのリンサークリーナーの良い所は、ハンドツールとタンクが透明なプラスチックになっているので、吸い取った汚れが目に見えてわかります。汚水を見たくないと言う人もいると思いますが、吸い取った汚れの量が分かるので、これはありだなと思います。
そして掃除後の片付けは、パーツが簡単に取り外せて、ハンドツール、ホース、タンクを洗面台で水洗いすることが出来るので片付けも簡単に終わります。
リンサークリーナー応用編
リンサークリーナーはカーペットだけでなく、ファブリック全般に使う事が出来ます。ソファーやデスクチェアは勿論、外にコンセントがあれば車のシートにも使う事が出来ます。
長く乗っている愛車なら、シートも皮脂汚れが目立ってくるよね。
我が家のカーペットは汚れが目立たないダーク系の色ですが、ホワイト系のカーペットなら、使用前・使用後で劇的に変化すると思います。
また、カーペットにこびり付いた頑固な汚れを掃除するなら、ハンドツールに水ではなく重曹水を入れればより一層汚れを落としやすくなり、重曹水なら消臭効果もあるので、ペットを飼っているご家庭はペット臭対策にもなります。
まとめ
気になって買ってみた掃除用具は沢山ありますが、ここまで感動した掃除用具は初めてです。通販番組とかだと、実際使ってみるとあまり汚れが落ちないものもありますが、このIRIS OHYAMAのリンサークリーナーは機能に偽りのない商品でした。
価格も1万円を切っているのも嬉しい所で、これからのカーペット掃除が楽しみになりました。
IRIS OHYAMAの昔の製品は安物感が漂う物が多くありましたが、最近のIRIS OHYAMA製品は価格や機能で満足する製品が増えてきた気がします。
ちなみの私の妻は、マスクはIRIS OHYAMA製が一番良いと言っています。
