インテリアオプションの失敗 WORST3

ハウスメーカーと間取り決めの打合せが終わると、次は設備やインテリアオプションの打合せになります。設計士からインテリアアドバイザーにバトンタッチです。

インテリアオプションはどれも魅力的で、あれもこれも追加でお願いしたくなってしまいます。しかし、ある程度自分たちでそのインテリアオプションは必要か不要かを判断しなければ建築費がどんどん上がっていってしまいます。

実際に住んでいない家の打合せなので、本当に必要なインテリアオプションなのか判断することは難しいです。建物が完成して、いざ引っ越してみると、追加で工事をしたインテリアオプションが全く必要なかったという事もよくあります。

今回は、我が家で追加したインテリアオプションで、なくても良かった物をご紹介いたします。

第3位 キッチンパントリーのロールスクリーン

キッチンパントリーのロールスクリーン

買い出し直後のキッチンパントリーは、ストックする食材が多くゴチャゴチャしてしまう事があります。キッチンパントリーにドアを付けることによって、リビングから丸見えにならず、多少ゴチャついていても来客者にキッチンパントリー内を見られることが無いです。

しかしキッチンパントリーにドアを付けることによって、食材の出し入れが不便になるというデメリットがあります。両手に食材を抱えた状態でドアを開け閉めするのは面倒くさいです。

そこで、我が家はキッチンパントリーにドアではなく、ロールスクリーンでリビングと仕切る事にしました。

普段はキッチンパントリーをオープンにしておいて、お客様が来た時だけロールスクリーンを降ろせば、食材の出し入れも楽で来客者にゴチャゴチャしたパントリー内を見られることもありません。

ところが住んで4年間、今までロールスクリーンを下まで降ろしたことがありません。キッチンパントリーをオープンにしていることに慣れてしまうと、いちいち下に降ろすのが面倒に感じます。

我が家は2人暮らしなのに広めにキッチンパントリーを作ったので、それほどゴチャゴチャすることが無かったおかげかもしれません。

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キッチンに並べられた食材の写真

第2位 食洗器

食洗機

我が家は共働きなので、家事の時間が短縮される食洗機に憧れました。食べ終わった食器類を食洗機に入れるだけで食器洗いが終わるなんて、なんて楽なことか。

食洗機は少量の高温のお湯で食器を洗ってくれるので、水道代とガス代が安くなります。蛇口のお湯の温度が40℃前後に対して、食洗器から出るお湯の温度は60~80℃なので、頑固な油汚れもサラッと落としてくれます。

そんな便利な食洗機が何故使わなくなってしまったかというと、思っていた以上に食洗器での食器洗いが楽ではなかったからです。

いざ新居で食洗機に食器を並べて、スイッチを押すと「50分」の文字が。手洗いで食器を洗うなら5分で済むものが50分も時間がかかります。最初は設定が間違っているのではないかと不安になりました。

食洗機のスイッチを入れてリビングでテレビを見ていると、我が子(愛犬)が食洗機の音が気になってオロオロし始めました。

いぬ君
誰もいない所で音が鳴ると落ち着かないよ。

しかも、食事が終わったお皿をそのまま食洗機に入れれば良いという訳ではなく、一度お湯でお皿を流してから食洗機に入れないといけません。お湯でお皿を流さないとこびり付いた米粒等が取れない事もあります。

さらに、鍋、フライパン、包丁は食洗機に入れることが出来ないので、全部が全部、洗い物がなくなる訳ではありません。我が家は夫婦2人なので洗い物の数も少なく、包丁をスポンジで洗うなら一緒にお皿を洗ってもそんなに苦にはなりません。

最初は感動して食洗機を使っていましたが、1ヶ月もたたないうちに食洗器を使う機会が減っていき、いつの間にか全て手洗いになっていました。

第1位 ペットドア

ペットドア

アイペット損害保険株式会社の「ペットとの睡眠にアンケート調査」によると、全体の66.9%の方がペットと一緒に寝たことがあるそうです。いつも一緒に寝る方は32.8%なので約3人に1人が毎日ペットと一緒に寝ています。

ペット保険ならアイペット損保【数々のNo.1受賞】

アイペット損保では、犬・猫飼育者の870名を対象に、ペットとの睡眠に関するアンケート調査を実施しました。…

参照:アイペット損害保険株式会社:ペットとの睡眠にアンケート調査

しげ雄
我が家も愛犬と一緒に寝ているので、32.8%のうちの1人です。

アンケートは犬・猫の飼育者なので、犬を飼っている方のアンケートだともっと一緒に寝ている人の比率は高くなるかもしれません。

愛犬と一緒の部屋で寝る場合、気を付けて間取りを決めなければいけないのがペットのトイレ。人間と一緒でペットも夜中に起きてトイレに行きます。

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玄関付近の洗面付トイレ

ペットのトイレを寝室に作れば、トイレの排泄物臭で夜中に目を覚ましてしまうことになります。寒い冬場は排泄物を片付けるために布団から抜け出すことは億劫ですよね。

かといって、寝室を出た所にペットのトイレを設置するなら、寝室の扉を夜中でも開けっ放しにしておかなければいけません。寝室の扉を開けておくということは、寝る前にエアコンで温度調整した、冬場は暖かい空気が、夏場は冷えた空気が外に逃げてしまいます。

そんなペットのトイレ問題を解決してくれるのがペットドア。寝室の扉を閉めたままでも、ペットが寝室からトイレに出て行くことが出来きます。

しかし、ペットドアに欠点が一つ。

しげ雄
それは、ペットがドアを通ってくれない。

何度かお尻を押してペットドアを通るように試みましたが、我が子は嫌がってペットドアを通ってくれません。

なので、我が家は寝室のドアを開けて就寝しています。

まとめ

入念に決めたオプションも本当に必要かは実際に住んでみないと分からないものです。良いと思って付けたオプションが不必要にならないように、展示場や住宅設備のショールームで確認できるものは確認しておいた方が良いです。