以前の記事で、平屋の洗濯物事情はウッドデッキで解消をご紹介しましたが、平屋の洗濯物事情は洗濯物を干す場所以外にも物干し台も工夫が必要です。
平屋では洗濯物をどこに干すかと悩むことが多いです。2階建ての戸建なら2階にバルコニーが有ってバルコニーに洗濯物を干すことが出来ます。 平屋には2階が無いので当然バルコニーは有りません。 平屋は設計の段階で洗濯物をどこに干すか事前[…]
平屋はバルコニーが無いので、洗濯は物干し台を設置しなければいけません。この物干し台は風で倒れてしまう事をしっていますか?バルコニーで洗濯物を干す場合、壁かバルコニーに物干し金具が固定されていますが、バルコニーの無い平屋は物干し台を設置しなければいけません。
物干し台は水、砂利、石ころ等を入れて重さで固定しますが、ビス打ちがされているわけではないので風が吹けば倒れてしまいます。コンクリートでできた物干し台もありますがコンクリートの物干し台もしっかりと固定されているわけではないので強風が吹けば倒れてしまいます。
物干し台に水だけ入れるのはNG
「物干し竿セットなんて取扱説明書を読まなくても簡単に組み立てられる。」
取扱説明書には製品を安全に使うために重要な事が書かれていますが、「そんなに細かく書かなくてもわかるよ」という事も多々書かれています。細かいことが書かれていれば書かれているほど、取扱説明書を読む気力がなくなり、取りあえずいじってみようという気になってしまいます。
最近では携帯電話にも取扱説明書が付いておらず、分からない事はネットで調べる事が主流となってきている為、ますます取扱説明書を読む機会が減っているように思います。
我が家の物干し竿セットはホームセンターで買い、チャッチャッと組み立てました。物干し竿セットについている物干し台は水タンクとも言われているので、安易に水を入れて組み立てましたが、これが大きな間違いでした。
設置した物干し台は、何も干していなければ風が吹いても倒れませんが、洗濯物を干した状態だと、弱い風でも干している洗濯物に風が当たり、水タンクの重さだけではすぐに物干し台が倒れてしまいます。
こんなに簡単に倒れるはずがないと思い取扱説明書を見てみると、「転倒防止のため、なるべく水と砂の両方を入れて下さい。」
水タンクなのに水だけ入れるのはNGでした。
物干し台はロープで固定
物干し台に水と石を入れてみると、ちょっとした風では物干し竿は倒れなくなりました。以前よりマシにはなりましたが、それでも強風が吹くとやっぱり物干し台は倒れてしまいます。物干し台が倒れる度に、窓ガラスに当たってガラスが割れないか心配になります。
物干し台が倒れる原因は、①物干し台が軽い、②地面が凸凹で不安定、③風の通り道に置いている、というのが原因らしいです。
我が家は坂の途中に家があり、風の通り道になっています。春は春風が吹き荒れ、物干し台を重くしても春の強風には耐えられそうになさそうです。地面に穴を掘ってコンクリートを流し込んで固定する方法もありますが、物干し台を置いているのがウッドデッキの上なのでコンクリートで固定する事が出来ません。
最終的に出した答えは、物干し台をとウッドデッキのフェンスをロープで固定することにしました。物干し台が倒れる時はいつも横方向に倒れていたので、倒れる反対側にロープを結び、フェンスと繋げることで物干し台が倒れなくなりました。
まとめ
物干し台とフェンスをロープで結んだおかげで物干し台は強風でも倒れなくなりましたが、今度は強風時に洗濯物が飛ばされる事態が発生しました。それでも物干し台が倒れる心配よりマシなので当面は様子を見てみようと思います。
風の力は強く、風の通り道に物干し台を設置すると洗濯に苦労します。風の力を逃す物干し台にヒルズホイストロータリーというものがあります。
ヒルズホイストロータリーは洗濯物に風が当たっても、洗濯物が回転し風の力を上手く逃がしてくれます。ヒルズホイストロータリーは少し値段が高いので我が家は購入を断念しましたが、予算に都合が付けば回転する物干し台も悪くないです。
やっぱり洗濯物は太陽の下で干したいものですよね。