平屋と聞くと、地方の田舎をイメージされる方も多いと思います。そんな平屋が最近人気上昇しているのをご存知ですか？高齢者だけでなく、若い人にも平屋に憧れている人が沢山います。
平屋を建ててみてわかった事は、平屋は最高に住みやすい。
最近の平屋はとにかくカッコいい。
天井を高くして、梁や柱をあえて見せるお洒落カフェスタイル。一般的な住宅の天井高が2,400mm。「天井の高い家」で有名な大和ハウスでさえ天井高2,800mm。平屋の天井高は5,000mm以上だって可能。とにかく開放感がすごい。
ちなみに我が家のリビングは天井高5,200mm。
平屋は生活のしやすさを重視した実用的な家です。実用的な要素を詰め込めば詰め込むほど、お洒落度は下がり、のっぺりとした家になってしまいます。 実用的な家も良いですが、魅力を感じさせるお洒落さが無ければ家に愛着が湧かず、住み心地の良い家と[…]
平屋は労力が軽減されて家事が楽になる
平屋の良い所はワンフロアに全てを詰め込めるところ。
2階建ての場合、洗濯物を干す場所は2階のバルコニーになりますよね。洗濯機が1階にあると、洗濯物を持って階段を上らなければいけません。水を含んだ洗濯物は重たいですよね。リビングが2階にある場合も、買いだめした食材やお茶も結構な重量です。
しかも階段の幅は半間しかないので、大きい荷物は運びづらいし、荷物を持っての上り下りはかなりの重労働になります。
面倒な階段の掃除機掛けともおさらば。最近は高機能のコードレス掃除機も沢山出てきましたが、吸引力からコード付き掃除機を使っている方も多いはず。本体を持って階段を掃除機掛けすると、壁にぶつけてクロスを傷つけてしまいます。
平屋に住むと階段の上り下りが一切なくなり、家事をする主婦にとってはありがたい間取りです。（我が家は主夫が掃除機掛けしています）
平屋といえば、高齢者が縁側でお茶をすすって過ごす昔ながらの古民家をイメージする方も多いと思いますが、近年は若い人、特に育児を行う世代で人気が高まっています。 老後の事を考えて最初から平屋を建てる人もいますが、若い人に人気の理由は、動線[…]
平屋はペットが暮らしやすい
ワンちゃんと一緒に暮らしている方で、ワンちゃんと一緒に寝ている方も多いはず。私も2匹のジャックラッセルテリアを飼っていますが、寝るときは同じ寝室で寝ています。冬場になれば布団に入れてとチョンチョンしてきます。
引っ越す前に飼っていた実家では階段から転げ落ちたことも。階段は一段踏み外しただけで、下まで一直線に落ちていきます。
2階建ての場合、玄関、リビング、寝室が別々の階の場合が多いですよね。それだとワンちゃんに上り下りを強いられています。元気なうちは階段を上り下りしますが、歳をとるとワンちゃんにとって階段の上り下りは大変。
さらに階段前にフェンスをしておかないと、勝手に2階に行って寝ていることも。どこにいるか心配になりますよね。
平屋ならそんな心配ともおさらば。階段がなくてうれしいのはペットも同じ気持ちです。
平屋は育児がしやすい
※我が家は子どもがいないのでイメージです。
育児で大変なのは、子どもから目が離せない事。上の階に荷物を取りに行く時、洗濯物を干しに行く時、ちょっとした時に子どもから目を離してしまうことありませんか？
寝落ちした赤ちゃんを抱っこしての階段の上り下り。荷物を持って、赤ちゃんを抱っこしての階段の上り下りはしんどい。
ハイハイしたてはもっと危険。階段から落ちないようにしっかり見張ってないといけないし。
ワンフロアの平屋であれば、そんな心配もなく、安心して育児が出来ます。
家族のコミュニケーションがとれる
2階建ての間取りで多いのが玄関入ってすぐの階段。
家に帰ってきても誰とも会わずに自分の部屋に直行。反抗期によくある光景です。いつ帰ってきたのかわからずに翌朝顔を合わせるのって気まずいですよね。
平屋なら全ての部屋がリビングに面している間取りも可能。自分の部屋にはリビングを通らないといけないので、自然と顔を合わせる機会が増えます。
荷重が少なく耐震に強い
地震の多い日本に住むなら、耐震は気になりますよね。
・平屋には上層階がないので、柱が支えているのは屋根の重さだけになります。柱が支えている荷重が多いと、1階の柱がつぶれて2階が落ちてくる心配があります。
・建物は高さが高い程振り子のように揺れます。上層階の揺れが大きいと、重心がずれて倒壊する恐れがあります。
荷重が少なく、横長の平屋は2階建てより耐震に優れている構造となっています。
まとめ
念願のマイホームも住みにくかったらガッカリ。せっかく家を建てるなら住みやすい家が良いですよね。我が家は平屋に決めて後悔ゼロ。平屋はとても住みやすいです。
